ニニシガキの電動チェーンソー目立て機 ダウンカットの巻


以前の投稿で「ダウンカットがやりにくい」とかきました。」その理由が分かりました。

取り扱い説明書では、チェンソー本体側でと指示していますので「ダウンカット」です

※軸付きダイヤモンド砥石は「アッパーカット」「ダウンカット」共に行えます。

刃具の種類(名称はニシガキ工業株式会社殿に準じて称しています)
◎ 軸付きダイヤモンド砥石       サイズ 4.0mm 4.8mmあります。
      表面はブツブツしています。
◎ 超硬ビット刃              サイズ 4.0mm 4.8mmあります。
      刃にネジレが入った形状です。

「ダウンカット」がやりにくかったのは・・

左から4.0mm軸付きダイヤモンド砥石
          超硬ビット刃
    4.8mm軸付きダイヤモンド砥石
          超硬ビット刃        の順です。 
標準で付いてくる「軸付きダイヤモンド砥石」を使わず、一緒に購入した「超硬ビット刃」4.8mm(上記写真の一番右側)を使用して目立てをしました。

取扱説明書通り(ダウンカット)で目立てをしたのですが、刃具が回転するとソーチェーンの刃先に乗り上げてしまい目立てが上手くできませんでした。

今回の追加投稿に先立ち再度検証した結果です。

下の写真のように4.0mmのネジレ形状と4.8mmのネジレ形状に違いがあります
4.0mmのネジレのように左右からのネジレで菱形になっていればダウンカットでも、アッパーカットでも目立てが出来ます

4.8mm超硬ビット刃左ネジレ形状だけではソーチェーンの刃先に乗り上げやすいのが理由です。
ガッチリした機械にセットされば可能です。人力で保持するのは困難でしょうね。

この4.8mmは現在でも「アッパーカット」で目立てをしています。

電動目立て機を購入した時は、目立てを上達するにはどうすれば良くなるのか暗中模索の時期で「超硬ビット刃」のネジレ形状の事は目に入らなかったですね。

このネジレを両方から入れる事の違いは大きいですね
左が4.0mm(2年後に購入)
右は4.8mm(初めに購入)
ネジレに形状の違いがあります。
最新の4.8mm超硬ビット刃を購入していませんので詳細は不明です。
多分、左右両側からネジレは入っていると思います。

                                            もりのどらちゃん
  

ニシガキの電動チェーンソー目立て機 方向の違いは


以前の投稿で「アッパーカット」「ダウンカット」の事を書きましたが説明が不足していました。
商品名 ◎ 目立て屋チェンソー(充電式) DC9.6V
      ◎ 刃研ぎ名人チェンソー  AC100V    の2種類の違いを写真にしました。    

刃具の回転方向
  上から見て左から右に回転です(赤色の→方向です)


お断り
 説明だけですので革手袋等の保護具を装着していませんのでご理解下さい。
        左側  刃研ぎ名人チェンソー     AC 100V
        右側  目立て屋チェンソー(充電式) DC 9.6V

方向の表現
  チェンソーを持った状態で上から見た時の左右を
                ガイドバーより左側を「チェンソー本体側」
                                     右側を「反体側」と表記しました。

右刃のアッパーカット「反体側」
左刃のアッパーカット「反体側」

 ◎ 目立て屋チェンソー(充電式) DC9.6Vの場合(4枚)


右刃のダウンカット「チェンソー本体側」
左刃のダウンカット「チェンソー本体側」



左刃のダウンカット「チェンソー本体側」
右刃のダウンカット「チェンソー本体側」












◎ 刃研ぎ名人チェンソー  AC100V (4枚)   



右刃のアッパーカット「反体側」
左刃のアッパーカット「反体側」













◎ 刃研ぎ名人チェンソー AC100V (回転形治具の場合)の使用上のポイント
















治具を回転端で確実に保持する事が目立て角度を一定にするポイントです。
写真はダウンカットの場面で説明していますが、アッパーカットでも同様です。

9月の定例活動日

水守森支援隊 9月の定例活動日です。
  9月2日(日) 樫山町内、新しく立ち会いを行った檜林(新東名高速沿い)を予定しています。
  9月16日(日)樫山町と冨尾町の2班に分かれての活動予定。
         但し、当日の参加人数に寄ります。

有志に寄る活動日(2名以上で行います)
  9月11日(火)冨尾町の檜林。
           竹、灌木等の除伐を予定しています。 
              参加予定の方は「もりのどらちゃん」に連絡して下さい。
  9月25日(火)冨尾町の檜林。
           上記と同様です。       連絡先も同じです。

「きこり塾」開催されます

きこり塾」が今年も「森の総合駅」で開催されます。

間伐ボランティアに必要な知識・技能を短期集中で講習します。
間伐に関心のある方の参加をお待ちしています。

詳細は、岡崎市樫山町にある「森の総合駅」まで問い合わせ下さい。
TEL 0564-82-2511

水守森支援隊のメンバーは、「きこり塾」を受講した方々で構成されています。

人間環境大学ボランティア体験学習のサポートをしました

人間環境大学のボランティア体験学習のサポートをしました。
  教員・学生   24名
  水守森支援隊  9名   
学生さんは台湾からの留学生も半分含まれ、日本のボランティア活動を体験する授業の一環です。
正味2時間程の時間で安全に間伐の知識を理解して頂けるように水守森支援隊のメンバーも場所の整備など行いサポートをしました。


 
到着した学生さん達の紹介などを行いました
少々緊張気味か?!
事前に実習場の整備中に沢ガニが1匹歩いているのを発見!
沢までは100m以上離れているので意外な事に驚きました
伐倒した檜を輪切りにして年輪を数えています
この檜は31年でした
このサンプルには様々な情報が含まれていることも知って頂きました
良い臭いがするので記念品に持って帰られました
今日は「猿」の姿を見た支援隊員や
私は、5m前を鹿が1・2・3の時間で跳躍しながらアッと思う間に沢に走り去る姿を見ました。

「呆気にとられる」とはこんな事か。
早すぎて写真は撮れませんでした。

カニを見たのはその後です。
森に生きる生き物を多く見られた日でした。

手鋸による伐倒の体験
安全確保と決めた方向に確実に倒すためロープを張っています
皮むき間伐も説明して体験して頂きました





















締めくくりに「インタビュー」が有り全体を通じて
間伐ボランティアを行う意義を問われ「さすが学生」手抜きはありませんでした。
 
 
 岡崎市の面積の70%は山林。うち70%は人工林。間伐を必要としている山林は60%。
 殆どは、間伐の遅れ状態。
 
 岡崎市は水源を自前で賄える全国的にも珍しい自治体です。
 本日、間伐体験して頂いた鳥川地区を初めとする一体で必要量の約半分を賄っています。
 
 ここを間伐して水源を確保し山林を維持して行くことが市民の皆さんの生活を守るため重要です     
 
 この他、ボランティア活動に携わる各自の防具などの必要な諸々の費用は如何ほど etc・・
    など多岐にわたり楽しく有意義な一日になりました。

学生さん、支援隊の皆さんご苦労様でした!!

もりのどらちゃん

冨尾町の新しい間伐始まりました

冨尾町の新しい間伐地本日より開始しました。伐倒するのは9月以降ですが、今日は灌木や下草の除伐を行い檜の樹間を分かり易くしました。




下草や灌木が生い茂っていると檜の間隔が測り辛く目測も難しいためです。
プロの方なら問題なく行われますが素人の私たちでは難しいですね。
実際に除伐してみて初めに思っていた立木の密度が思ったより偏りがありました。
ここで選木を行い伐倒する木にテープを巻き本日の作業終了です。


樫山町地内で新しい間伐地の下見
  境界確認を山主さん立ち会いのもと行いました。
  両方の間伐地を合わせると、水守森支援隊の能力一杯になりました。

定例活動日以外でも有志に寄る活動も行います。時間の都合の付く方連絡下さい!!