民家の裏手で間伐です。
「うっかり」は許されません。
民家の直近での間伐です |
20年生のヒノキを林縁部から奥へ引き込むために活躍の「ひっぱりだこ」 |
民家側に倒れないようロープで引きながらの間伐 |
7月19日(土)
昨日、山主さんと施業方針で打ち合わせしました。
地点は、ON地点から見て南側です。
YT地点
南向きの斜面
傾斜角度 28~31°
面積 約17a
ヒノキ林 40年以上
20年位の 植林が2回行われた山
下層植物が極端に少ない状態
裸地状態 ヒノキの葉が生い茂り下層まで日が入らない |
赤のテープは林分調査 |
日の光が入る所は下草が生える |
7月16日(水)
本日の参加者は4名
施業地は
0N地点
面積 約9a
林分調査の結果を元に選木を実施。
赤色テープを巻き先行して伐採木を明確にしました。
3割間伐を終了して林内に日が差すようになりました この後、調整して混み具合のバラツキを修正します |
面積 約12a
選木、テープ巻き先行しながら間伐でしたが超過密林で手こずりました。
超過密の林分でしたので3割間伐も手間取りましたが本日完了 調整間伐を行い混み具合のバラツキを修正します |
の両方を行いました。
テープ巻きを先行して行うと、伐採に掛かる時間に大きな差が有る事を体験しました。
古道が出現!
間伐が進むと今は使用されていない、古道が出現する事が有ります。
地域の振興を図る目的で、新道が建設され古道は分断され使用されなくなり雑草で覆われます。
古道の有り難さは、崖、傾斜地で山に入る時に役立ちます。無い時はわざわざ杭などを打ち階段等を作ってから入る事が多いのですがこれを省く事ができ助かります。
そんな古道を今日は整備できました。
下の県道から直接、間伐地へ入る事が出来るようになった古道 4m程の高低差が有ります |
7月9日(水)
本日の参加者は4名
施業地はOK地(約12a)の間伐を行いました。
超過密の林分ですので、掛かり木は止む得ません。 処理中のカンバン職人さんとよろず屋のHさん |
7月2日(水)
林分調査を行って間伐に入りました。
調査は2箇所
0N地点
面積 約9a
樹高(伐倒して実測) 12.5m
林分形状比 69,4
ha当たり本数 1400本
平均樹間距離 2,67m
相対幹距(Sr) 21,36(山には入ると樹間が通常の植林と比較して広く感じます)
鹿の被害木 44%(60%と感じるほど被害木が目立った)
木を観察して 根元がデップリと太い感じ
山主さんの手入れは良く行って有ります。
樹高測定(実測)の準備 |
年輪が1センチ超の生長したヒノキ 傾斜は西向き 樹高より樹径の生長が上回り年輪幅が大きい 胸高直径より上は、同じ5mm程度の年輪幅です |
OK地点
面積 約12a
樹高(伐倒して実測) 14.8m
林分形状比 82.2
ha当たり本数 2500本
平均樹間距離 2m
相対幹距(Sr) 13,5
鹿の被害木 10%前後
木を観察して もやし林にではないが混みすぎ(等高線上にきっちり植林、間伐なし)
峰を境に東西とも同じ山主さんこちらは手入れが少ない感じ
枯れ枝が地面から2mより有り
樹高を実測するため伐倒作業中 |
5mm前後の年輪 斜面は東向き |
間伐した別のヒノキ |
もりのどらちゃんは椎の木を伐倒するため少し離れた場所で活動しました。(写真はナシ)
もりのどらちゃん