チェーンソーも「熱中症」に注意

急に気温が上がり、エンジン付きの道具の調子は良いですか???
1,作業途中ちょっと停止、再始動したが始動できない?!
  スタータロープを引いても一向に始動できない。
2,使用中に、エンジンを吹かしても「ブゥ~!ブゥ~!」等の症状が出て思うように
  回転が上がらず最悪の場合止まってしまう。しかも再始動は困難!!

こんな症状は「熱中症」かも?!
人間だけで無く、エンジン付きの道具も「熱中症」にかかるようです。

森林組合で修理担当の方から聞いた話では、外気温度が上昇するこの時期から
1,2,の症状で持ち込まれる件数が急激に増えるそうです。

持ち込まれ確認のため始動すると多くの場合、何事も無かったように始動できる。

一番多いのが草刈りのシーズンですので「刈払い機・草刈り機」ですが
チェーンソー・トリマー他、2サイクルエンジン付きの道具全般に見られるとの事。

ハッキリした事は分かりませんが
●外気温とエンジンの温度差が狭まり、冷却が出来ないのでは??
(キャブレターが熱くなりすぎ、バランスの良い霧化ができない)
●温度・湿度・気圧(標高の高低差も含む)の変動の影響もあり?(推測)。
●チェーンソーメーカーから見て出荷調整時の条件より「想定外??」の使用環境かも。

対処法として
a、停止して冷るのを待つ
b、日陰で保管(使用しない時)
d、2台準備して交互に使う

*環境対応型のマイクロチップ内蔵でAI機能付きの修理はもっと深刻のようです。
                           もりのどらちゃん