人工林間伐フォローアップ講座が開催されました

岡崎きこり塾主催「人工林間伐フォローアップ講座」が開催されました。

今年度の災害発生状況を事務局から報告が有りました。
4~10月までで死亡災害も含め5件発生しています。
就職して2年ほど経験した時期の方が災害に遭われているそうです。

「ヒトは、近道・省略行動が好き!」を再確認して手順を省かないで確実な作業を行うよう心掛けましょう

◎ 実技指導
今年の講座は、実際に皆伐を行っているヒノキ林で開催されました。傾斜は無し。
伐採が終わった場所ではフォワーダーにより集材を行っている光景は初めての体験で新鮮でした。
3班に分かれての実習でした。
風もなく思う方向に伐倒出来ました。こんなに気持ち良く倒せたのは久しぶり!!
何だかんだで掛かり木になるからね~~~?!
研修場所は皆伐中のヒノキ林
掛かり木は全く発生なしの条件です
グラップルとフォワーダーで作業中の現場で
先ずは森林組合のベテランに寄る模範伐倒
5m先の赤旗を伐倒方向の目印

模範伐倒を見る研修参加者

指導林家O氏から「つる」の厚みの説明

ツルの厚みが決まったら、クサビを大小2枚で交互に打ち込む

中、大2枚のクサビも赤目印の方向にキッチリ合わす事がポイント

クサビがツルに突き当たったら片方を外し外した方を2枚重ねて追い込み伐倒する
クサビの片側を外す時、立木が戻る事があるので予備のクサビを差すこと

指導林家O氏の山で現状に至る施業の説明が有りました
このヒノキは無節材です
5~6年の周期で間伐・枝打ちを行って来たそうです

この山も3年前に間伐を行ったそうです
理想的な樹間を保っています

愛知県から大径木を造る山に指定されたヒノキ林
珍しく「三つ叉」の群生が見られ季節には白い花が咲き乱れます
もりのどらちゃん