2023年の活動初め

参加者は14名!
水守森支援隊は本日1/4が活動初めの日です。
毎年恒例となった安全祈願を行った後、来年度の活動予定地を視察にまわりました。

安全祈願はいつもお世話になっている地区の神社にて。
2023年も怪我や事故なく活動できるよう気を付けていきましょう!
その後は乗り合いで各現場の視察へ…。
来年度の予定地で7/9か所を皆でまわりました。
以下に詳細を記載しますが、春までに進める測量時に施業方針がもう少し明確になるかと思います。
まずは今年度の現場を一つづつ終わらせてから、次の作業に順次移っていきます。

①パーキング
今年間伐完了した現場の西側池沿いの斜面、約0.3ha。ヒノキ林。
平均直径は20㎝ちょっとで樹高は低め。池脇は雑木を含めて積極的には伐らず、林内の針葉樹を4割伐目安にて。等高線に寝かして土留めにする。
②北山
湿地へ向かう途中の林、川の奥。スギ・ヒノキの混合林。
伐採はカンアオイの時期を終える9月以降から。
現場はかなり小さく1組の伐倒が限界。径はそれなりにあり樹高も高いため伐倒方向が限られえる。
加えて林内に水道があるため、流れが変わらぬように川沿いの伐採は控えることと、水道に落ちた枝葉は取り除く。
③外畑
今年度に2度目の間伐を完了した狩又の向かい側。
径は25cm前後、樹高は18mくらいか。ヒノキ林。
現場前の林道は地区の方々の往来が比較的多いので、伐採時には基本的に道路側に倒さない。もちろん通行者に警告の登り等を立てると共に十分に注意を測る必要がある。
また、水路周りの木々は基本的に抜かない。
④蝉田
池金に向かう途中の高速道路側道脇から入る現場で、車から300m以上は林内を歩く必要ある。
まだハッキリとした場所が特定できていないが、径が20㎝前後で18m弱のヒノキ林といったところ。
伐倒方向などを気にする必要がないものの、場所によっては斜度がある現場となる可能性あり。
⑤中山城跡
中山城跡へ向かう登山道脇の現場。駐車場所から結構歩く。
下刈りした後に再確認が必要だが30cmを超える木もある現場。
スギが多く樹高も20mはあるように見える。
周辺林では風倒木がみられ、この現場でも傾いた木がみられることから、スギの根張りが弱いことも考慮しつつ強すぎる間伐を行うと風倒の可能性あり。まずは下刈りし選木を。
今日は沢沿いを歩いたが、登山道からを含めてどこからアクセスするかがポイント。
⑥切山
こもれび館から車で30分超走った豊田市手前の地域。
ヒノキ林に見えたがスギもあるかも。胸高直径25㎝以上の対象木を択伐し集材する。
対象林は道路脇で土場も道路近くに設置予定。
湿地エリアがあるため、伐倒したら材引きも速やかに行う。
水上げ時期の5~9月は出材の関係から伐採NG、5月前に終わらせてしまうか。
⑦鳥川
ほたる学校~高速ガードを超えたら左側に折れた先の現場。駐車場所からのアクセスは良好。
20㎝に未満の小径木で樹高も低く、典型的な間伐手遅れの超々過密林。
かなり広い現場で5~6割の間伐は必要と思われる。
峰には一部雑木も見られるため、全容は測量時に確認となる。
来年度も多くの現場があるものの、今年よりも面倒な現場は少ない印象。
ただ比較的歩く量は多いですね。
今年もよろしくお願いします!!

しげ