間伐講座2020 ~ 森林整備人材育成講座 ~

10月初から、ほぼ毎週末に行われた岡崎市の『森林整備人材育成講座』。
今回も水守森支援隊よりスタッフ参加しました。

今年は基礎5回、実践3回の計8回での開催です。
講座の内容としては、チェーンソーの取扱いと間伐作業の修得に対して、ブラッシュアップしての実施。
特に安全教育や基本工程の一つ一つを、各回に展開してしっかり勉強しました。
今年は目立てもシッカリと
最初は森林組合にて座学と共に基本の操作をみっちりと。
チェーンソーを扱うも少々緊張してお堅い様子。
左手の持ち方と重さを支える支点を置くのがポイントです。
立木伐倒前に受け口、追い口の手順をしっかり練習
第三回からは実習林での立木伐倒へ。
基礎講座は20cm前後を対象木として、ロープによる牽引伐が基本。
指差し呼称での安全確認、合図をしっかりと。
初めての立木伐倒は、毎年の事ながら歓声があがります!
チョークで目印線を入れます
第四回は枝打ちと造材の練習から。
寝かした丸太に印をした練習材は、伐倒コンテストみたい…
チェーンソーの取り回しを練習するには、とっても良い方法です。
チェーンソーの動かし方を練習
もちろん実習林での立木抜倒も。
枝打ち、造材まで行っていただきます。
午前中を思い出しながら…ハンドルの位置を変えながら木に預けて。
実際の現場では簡単に行かない
基礎講座の最終日は朝から実習林へ。
対象木のレベルも少しずつ上げながら。
最終日の課題は足場の悪いところ
基礎講座のお次は1週空けて実践講座。
ここではクサビによる重心移動で伐倒をメインに行います。
プロの模擬伐倒
全三回の実践講座では、もちろん掛木処理も行います。
フェリング、木まわし、根ズラシ、などなど色んな方法にて。
掛木は状態観察がとても大事
ここまでくると、皆さんもカッコ良い立ち姿。
みなさんで役割分担して作業を進めていけてます。
サマになってます
最後は修了式。
みなさんからの感想のお言葉に感激するスタッフ陣。
ほんとうにお疲れ様でした!
修了証授与式
今年の講座は、コロナ渦にてやりにくい面もありました。
でも、怪我や事故など無く無事に終えることができて本当に良かった!

全8回と、とっても長い期間ですが、色々な方々との意見交換もできるため、とても有意義な時間。
毎年のことですが、講座に参加すると新たな刺激や気付きが得られます。
皆さんの作業を見てて、すこしウズウズしますが…。

水守森支援隊は、いつでも皆さんをお待ちしてますよ!
しげ