地番は分かっても実際の山はどこ?!

小規模林家さんから「自分の山が分からない」一緒に歩いて探して欲しいとの相談が有り半日掛りで探しました。

一カ所目
スギ・ヒノキ混交林
樹高は18~20m
樹齢は50~60年?
「多分、この当たりだろう」にしか検討がつきませんでした。

地形図と公図だけでは情報が不足で特定できず。地元の山主さんに問い合わせるのが近道かな?

赤杭の一本でも有れば何とかなりそうですが。

二カ所目
 足元の石垣は猪除けの猪垣でした。
 目的の山まで続くほどの長さです。
近くまで来たのですがどうも笹藪の向こうらしい?!
やむなく笹を掻き分け進むこと100m
足元の石垣が気になります
 掻き分けた笹藪の中は獣道の空洞が幾重にも連なっていて猪にとって隠れ蓑と移動の道が出来上がっています。
猪垣でした

すごい汗と労力の結晶ですね


神社の周囲を囲むように作られています
山から下りてくる猪を防ぐための石垣のようです
結局、二カ所目も「大凡、ここだろう」になりました。

相続した山の位置が分からないと言われる方が多くなってきた昨今、地元の年長者の記憶が残っている「今!!」探さないと迷宮入りになってしまうことを改めて知る機会になりました。

もりのどらちゃん