森の健康診断を行いました

水守森支援隊のメンバーで「森の健康診断」を行いました。
参加されたメンバーは
   今年、入会した若手2名Sさん、Hさ
 入会4年目のFさん                      の3名と
とリーダー役でカンバン職人さんともりのどらちゃん            計 5名で行いました。

実施内容は森の健康診断実行委員会発行の「森の健康診断 マニアル+調査票」を使用しています。
調査結果
人工林の植生調査【植栽木以外の調査】
◎人工林の種類
  ヒノキ林
◎斜面の向き
  北東
◎斜面角度
  29度
◎落葉層の状況
  まだら
◎腐食層
  まだら
◎草と低木の被覆率
  20~40%
◎草と低木の種類数
  20種類

◎1.3m以上の樹木(植栽木以外)の被覆率
  0~20%
◎1.3m以上の樹木(植栽木以外)
  なし
◎1.3m以上の樹木(植栽木以外)の胸高直径
  なし
混み具合調査【植栽木の調査】
◎枯損木
  なし
◎タケ
  なし
◎植栽木の胸高直径
  主な樹種  ヒノキ  
   本   数 14本  〈21、16、17、15、19、24、17,5、19、16、23、17、16、22、21〉
   平均直径 18.82㎝
  その他の樹種
   なし
   ●中心木(Da)21㎝
   ●平均直径木(Db)19㎝
◎中心木の樹高【スチール巻尺
       F1    F2  F3   F4   目測樹高
中心木  44    33  11   4    17,3m
◎中心木の測定【尺蔵使用


      斜距離 傾斜角  倍 率  ab    bd   ad    AD    尺蔵樹高(m)
中心木  24.7  32   2.08  0.6  6.4  7.0  14.56    15.96
平均木  28.0  26   2.52  1.6  6.3  6.9  17.38    18.78

★林分形状比   =78.9
★ha当たり本数  =1400本
★平均樹間距離  =2.67m
★相対幹距     =16.72

調査後、山主さんと直接お話しする機会を得たので結果報告しました。

■ヒノキ林、全体を見て鹿の食害がひどく胸高までで腐食の進む木が4割ほど見られました。
■山主さんが適正に間伐、枝打ちを行われていたヒノキ林でしたが鹿の食害でヒノキ材の
 価値はなくガッカリされていました。

※帰り際にヒノキ林に捨てられていた、ペットボトル・コーヒー缶・弁当の空き箱・日用品のゴミ
  を拾い集め回収してきました。家庭用ゴミ袋3個分有りました。
 
                                             もりのどらちゃん