間伐材の搬出機テスト実施

吊り下げているのは4mの長さ
重心より50㎝前をクランプ
先日製作していた間伐材搬出機のテストを行いました。
材を吊り下げて搬送しますので材自体がブレーキ役をします。
1 材の掴む位置を変える。
2 ハンドルを上下させる。 
     この操作でブレーキとなります。
この上記の操作で、下り坂も移動が出来ます。

軽くしたいときは
材の重心位置で掴む
バランス良く吊り、接地する抵抗を減らす
これで良いことが分かりました。
ハンドルの握り棒の取り付けですが、写真では水平ですが
垂直取り付けの方が楽でした。                                                                                                
水平  回転半径がハンドル棒より大きくなり端部で持ち手を立木で挟む危険性があります。
             握り棒を旋回方向によって持ち替える事を繰り返します。

垂直  ハンドル棒と同じ長さになるので水平取り付けより危険性は軽減されます。
             握り棒を持ち替えることなく連続で操作できました。

通常ではハンドル棒の長さ180㎝位です。
林内での取り回しがし易い。
4m定尺だと足に材が当たるので200~250㎝位が必要。
用途によって継ぎ足しのハンドルも良いかも。
材の長い分、回転半径を考え操作する必要があります。
材を掴む機構は写真を参考にして下さい。
クランプレバーの材料は厚み6mm・幅32mmの平鋼を使用。
今回は長期に使用できる耐久性は考慮していません。
もし駄目なら手に入る材料で作り替える方が次のアイデアを盛り込むためにも良いかなと考えています。

爪の部分だけは焼き入れの出来る材質の鋼材を使っています。
使用頻度
日  5~10本
月  2~3回   の使用を考えています。
まだ4時間ほどの使用です。これから分かる事もあるでしょう。
安全な作業で!!
                    森のどらえもん