今回は「木曽五木」と言われる5種類を見て・感じて・学ぶ がメインになりました。
木曽五木は
◎ヒノキ(ヒノキ科)
先のとがらないウロコ状の葉が対生密生。合わせ目はY字型で白色をしています。
◎サワラ(ヒノキ科)
小さなウロコ状で、葉の先が尖っています。耐湿性に富み、桶や曲物の材料に使用。
◎ネズコ(ヒノキ科)
別名クロベ。葉はウロコ状でヒノキよりは大きめ。
特産の「ネズト下駄」はこの木が材料となっている。
◎アスナロ(ヒノキ科)
別名ヒバ。ウロコ状の葉は広くて大きいのが特徴。
狂いが少なく建築材料に適しています。
◎コウヤマキ(コウヤマキ科)
ヒノキ科とは違い葉は長く、多数輪生しているのがポイント。
水に強く船や風呂桶の材料に使用されています。
一つの株に見えますが二種類のヒノキです |
他の種類は初めて接すると見入ってしまいます。散策道の入り口には、見本で5本が植えられて居ますので違いの見比べが可能です。
散策道の奥には「昭和60年伊勢神宮御神木伐採跡地」もあります。
当時のテレビ報道で「三つ紐切り」を行っていた場面が甦ってきました。胸高直径は70センチ前後のヒノキです。根元で見るともっと太く感じます。3名で伐採をしていましたが「たいへんだっただろうな・・・」の印象は今もあります。
当時の材搬出は森林鉄道が主力でした。線路も残りトロッコ列車が走っています。
森林鉄道以前は川を利用して材の運搬をしていました。
堰を作り水を溜、材木を浮かべ一杯になったところで堰を壊し一斉に流す法方行われたそうです |
さすがにもりのどらちゃんも思案中です。
もりのどらちゃん