山主自伐支援講終えて

人工林間伐基礎講座に続き、今年、新たな取り組みとして自伐支援講座を開催しました。
自伐支援講座は基礎講座を受講された山主の方を対象としています。

基礎講座を受けても実際に自分の山に入って間伐をするにあたり「どうすれば良いか迷い、間伐が進まない」という意見があり行うものです。

基礎講座で入った山は樹高16~18m程のヒノキで、会場全体が見通せて講座の安全を確保できる環境でした。

しかし、支援に入った山では間伐の時期を逸し伸びすぎたスギ・ヒノキは
●樹高が21~22m
●胸高直径は20㎝位でものモヤシのような樹形
●Sr11の超過密です。
●立ち枯れの木もあり触れると折れそうで気が抜けません。

50㎝を超えるスギ・ヒノキも同じ林内にあり、複層林を狙ったのかと思われる形が見られます。
そうであるとすれば、大径木の樹間が近すぎて後からの植栽木は枯れた本数が多く、更にこれから伸びる予定の木も上層の枝・葉で生長に影響が出ています。後から植林した分の半分以上は伐ることになるでしょう。

また、下層植生が乏しく土砂の流失が懸念されます。

今は風倒木の危険が有り3割レベルで終わり。2~3年の間隔で1~2割の間伐が続けば良いのですが。
選木中、どれを伐るか迷いますね?!

目標方向に確実に倒すため正確な受け口の作成中です
次年度も開催が決まれば今回の経験を活かし改善して行きます。
                             もりのどらちゃん

フェンス横の集材

18日(日)に続き21日(水)も集材を行いました。
散らばっていると少ないように感じていましたが纏めると結構な量です。
傾斜角40度以上の斜面に散らばっている、材を架線下に搬出方向に並べる作業です。
下げ荷の集材は気を遣います。小型のウインチ2台で引き下げ役とブレーキ役に分担しての作業を繰り返しました。
12月5日(水)頃に架線で土場まで搬出予定です。40m程の距離なのですが起伏が大きくスキッダーコーンを使って引くも手ですが斜面を転がり側溝に落ちたりフェンスを傷つける事が予知されるので、架線を張り材を頭上げして運びます。

                         もりのどらちゃん


12月の活動予定

     水                
02     05       
              12             
16      19    22
       26(希望者があればです)

                          もりのどらちゃん

久しぶりの架線集材(書きかけ中)

土佐の森軽架線もどきです。
架線の設置を行いました。試運転で2本程引き出しました。
不具合点は後日、修正です。
北向き斜面の狭い場所で集材です。
もりのどらちゃん

山主自伐支援講座が始まります

人工林間伐基礎講座を修了していることが条件の講座です。
講座を終了して、いざ自分の山に入って間伐を行うとしたとき
「どうすれば良いか迷った」そんな方からのリクエストから今期より設けた講座です。

講師が実際の山主さんの持山に出かけ基礎講座の内容を元に実践する講座です。
自分の持山で行うので施業方針等は山主さんに考えて頂くのがポイントです。
 ①林分調査から持山の現状を知る。
 ②施業方針を立てる。
 ③掛木の処理方法の実践。
 ④安全で継続できる山の管理

また、自分の持山は無くても間伐に興味があり山主さんを応援したい方も参加します。

小規模な林家さんが協力し合いグループ活動できると良いですね!!

● 尚、今期分の募集は終了しました。
                  
                             もりのどらちゃん

中金町内で集材でした

以前、伐採した材の最終集材です。
スギ、ヒノキで18本を伐りました。場所が狭く、倒す方向が限られる中での伐採。
近くに、倉庫も建っている条件もあり。慎重に作業を行いました。
太い材は業者に販売、品質に難の有る材はチップ材で木の駅Pに出荷。
約2トンほど有りました。
2m材でも直径が30cm超すと持ち上げて軽トラに乗せるのも一苦労ですね!
工夫して、以前から行ってきた方法
 ①アルミブリッジとロープで転がし巻き上げ=30cmでも2人で荷台に乗せられる
 ② 同上「ひっぱりだこ」で転がし巻き上げ=40cm以上でも手軽に荷台に乗せれる

ただし、材は左右に傾きますので修正役が必要です。最低2名で実施。
ロープを2本使いながら、左右のバランスをとるも良し。

残念ながら、写真はありません。
                         もりのどらちゃん