河野式登降機で木登り

河野式登降機使いました。
まだ使い始めたばかりでスムーズに動かせませんが、梯子よりは樹上で自由に動けるのが魅力です。
コンクリートの電柱の様に丸ければスムーズに上れるのですが人工林でも自然界の樹木と同様、表皮の違い・枝・こぶ・曲がり等々登る条件は時々で変化します。
その都度、チェーンの長さの調整をしながら登り降りします。
降下する時にチェーンの伸ばし加減が重要です。
登り初めの配置
ヒモは左側チェーンの長さ調整用
右側は長いチェーンを手で伸縮調整します
詳しくは下記HPで動画をご覧下さい。
はせがわ機械
北海道苫小牧市有珠の沢町6丁目23番11号
スチールチェーンソー・はせがわ機械と入力するとヒットしやすいでしょう。
取扱説明書はDVDです(梱包され送られたDVDと内容は同じ)
                      もりのどらちゃん

18日の活動は池金-2&3です(写真追加)

池金-2は見通しの効く間伐を実施。
まっすぐに伸びたヒノキが少なく、しかも枝がしっかり茂っているので伐っても掛かり木になり簡単に倒れません。
地表に日の光が届くように間隔を確認しながら伐採しています。
後から植林した桧側は、残すヒノキを見極めながらの伐採。
伐れば掛かり木に
曲がりと枝が強すぎ

曲がりのヒノキが多いです

sonさんも「やっとの事で」倒して枝払い

修理屋さんは雑木に奮闘中!!


池金-3は下刈りからスタートです。
今日で下刈りは終了!!
25㎝以上を残す伐採になる予定です。
樹高が高いのと面積が狭く、2名までしか伐採には入れません。
                              もりのどらちゃん

水曜日の活動は池金-2です

この山は、山主さんの意向が
「畑を荒らすイノシシ・鹿・猿が山の中に居ても
           姿がしっかり見える様に林内と林縁部を整備して」です。
林の向こうは人家

上の写真から右に振ると全く違った林相
笹の中は「けもの道」だらけ
すぐ横に山主さんの家屋が有り、人の往来もあり、すぐ横を東名高速道路があり昼夜を問わず車は走る。
そんな場所の平地に野菜畑で栽培。夕方8時過ぎから森の中から現れて作物を食い荒らす日々。人の姿を感じると怯みますが見えなくなると「いただきま~~す」腹が立つ!!
人が檻の中で農作業をしている」とあきらめ顔!!
柵の中は畑
向こう側は半分ほど刈り取った笹
この中に「けもの道」あり


後ろを向けば畑の向こうに東名高速道路
こんな環境でも獣害はひどいです!!
刈り払い機のエンジンの幅ほどの「けもの道」
撮影後刈り払って隠れ場所を無くしました
                                                                                                     もりのどらちゃん

枝打ち機「えだうちやまびこ」を使ってみて(追記有り)

初めて枝打ち機「えだうちやまびこ」を使いました。
以前、お試しでテストを行った事はあるのですが今回は本格運用ですので何が起こるのか分からない状態でスタートでした。気づいた事をまとめました。
1,ソーチェーンは切れ味が落ちたと感じたら即交換。(予備と交換)
2,電池は前の日に充電と予備の携行を忘れない。
3,燃料消費は30本で5リットルとチェーンオイルも比例する。多いのか??
4,工具もチェーン交換やら付帯の修理で必要になる。中古機ならなおさら必要。
5,落ちた枝を片付け移動の際の安全確保する。(本体が結構重いのと足下が見辛い)
6,終了後、電池は必ず抜いて保管する。入れっぱなしは故障の元。
7,油まみれの切くずが着衣に付きます。前掛けを着用した方が洗濯が楽です。
8,幹に巻き付けるコイルスプリング木肌に接触する太さは限界を意味します。
9,終了時は木くずに埋もれます?!掃除にエアーコンプレッサーが有ると楽です。
10、幹に絡んだツタ垂れ下がった枯れ枝は取り払えたら除く。結構邪魔をする。
11,幹の細い・太いによって、ソーチェーの当たり方を調整する必要があります。
12,チェーンソーで切れない枝と判断したら、次に移動した方が効率的です。
13,太い枝を切り損なうと垂れ下がり、ソーチェーンが挟まれます。
   竿で支えて枝打ち機で切る。若しくは、強引に引き折ってしまう。

追記(2018/08/14)
枝打ち機のソーチェーンは、手持ちのチェーンソーと違う位置が摩耗します。
切れないソーチェーンでムリに枝打ちを続けると、カッティングポイントに小さな三角形が出来ます。この三角形は木の表面と平行な面となるので、次の目立てで三角形が無くなるまで削らないと切れ味が落ちます。
「サッと」ヤスリで目立てしただけでも切れますが、やはり切れ味に違いが出ますね。
手持ちと違い、樹上で手が届きませんので注意して下さい。

枝の打ち過ぎに注意!!
切れ味が良いと、始めの目標高さから外れて枝打ちをしてしまう事があります。
樹形を頭に浮かべて、それ以上枝打ちしないように。
「枝の多少で木の生長を調整し同じ太さの木の森にする」と聞いた事があります。

「刃物は切れて刃物」を実感します!!

枝打ち機のメンテナンス
結構、手間がかかります。
1台持つと予備品確保で動かなくとも2台目が必要と感じます。
故障がなく枝打ちが続けられる事は少ないと思います。

最小限の装備です
左の長い竿は6m有ります
これが結構、役に立ちます。使い方いろいろ!!
ソーチェーンの「切れ味」は燃費、作業時間に影響します。枝に当たった瞬時に
「ザクッ」と切れないと何度もやり直しになります。
繰り返し行っているうちに分かるようになります。
もっと詳しく知っておられる方の助言を戴ければ幸いです。
                          もりのどらちゃん

2月の活動予定

遅れました
       水   木         
04             07        
              14             
18    21     24
      28
    

                             もりのどらちゃん

新しい間伐は池金-2です

池金-2の間伐、開始しました。
山主さんからの要望
「猿、鹿、イノシシの被害が大きく山から下りてくる姿が良~く見えるようにして下さい。」が有りました。

林内を観察すると、獣道が縦横に走っていて絶え間なく行き来している事が分かります。

また、隣の山主さんからの要望があり一緒に間伐を行います。(こちらは申請がこれからですので少し後から開始となります)

                     もりのどらちゃん