11月最後の水曜定例会は

材の搬出を実施。
今日はイト山で初めの材の搬出です。

御意見番さんが集材機のオペレーター役で一日奮闘して戴きました。
初日ですので、体慣らしも有り30本程集材できました。

次回から、斜面に残っている材を沢に引き下ろす作業を実施する予定です。
荷下げ作業になります。安全対策を十分行い進めましょう。

まだ、少し伐り足らない場所がありますが、当日のメンバーを見て決めましょう。

                     もりのどらちゃん

ハーバチェアーとは

伐採中に発生する極めて危険な事象です。
裂けた幹が当たり死亡災害の事例もあります。
災害事例は林業・木材製造業労働災害防止協会「略して林災防」のHPで検索して下さい。
豊田のボランティ活動グループが遭遇したので、今後の事故防止に役立てて戴きたいとの思いを込め連絡して戴けました。



                           かんばん職人さん

岡崎きこり塾 間伐実践講座3回目

2回目の続きです。
講師からの指導を少なくして、自分で出来る事は進め困った所は指導を受ける展開で進行です。

今日の課題は、予め「掛かり木」にて道具を使い「安全」に倒す事が出来る。
 ◎伐倒方向に有る支障木のどの位置に掛からせるか。
  1回で着地出来るか?
  2回以上左右に振るか?イメージを描き掛からせる位置を決定!!
 ◎掛からせた後、どの道具を使うか選択。
  今回は、フェリングレバーとフェリングベルトの2つを使いました。
 ◎道具の使い方を実践で体得する。
  上記2つの道具の違いと性能、取り扱上の注意事項の習得。
 ◎使う道具の危険回避方法を知る。
  上記2つの道具は着地直前には手から離す。離すタイミングは危険回避の重要
  ポイントです。
伐倒後の作業
◎枝払い
 チェーンソーのバーの背を使い押し出して枝を払う。
 テコを利用しして腕の力に頼らない切り方。
 力を保持している、枝の払い方と注意事項。
◎玉切り
 材が曲げられている方向を知り、チェーンソーのバーが挟まれない方向を決めて切る。

◎林内残置の場合
 鳶などを使い等高線上に並べる。土留めとしての機能を持たせる。

受講されている方々はてんこ盛りの内容で大変ですが真剣に取り組んで戴いています。

                          もりのどらちゃん

森林保全講演会

11月23日(木)岡崎市図書館交流プラザ リブラホールにて
   森林保全講演会
 「岡崎市の森林、その環境と活動」
  &間伐材利用コンクール展
  主 催 : 岡崎市
開催趣旨
 岡崎市は現在市域の約6割である23000haを森林が占めています。
その森林では、戦後の高度成長期に植栽された杉や桧の人工林が大半を占めています。
木材価格等の低迷等の理由により放置され、手入れが十分でない森林が増加しているとも言われています。
 こうした森林は「健康」ではなくなり、身近な水道水をはじめとして市民生活に及ぼす影響もあると言われています。
 一方、岡崎市の額田地域では、かつて林業が盛んでありました。しかし昨今の低迷した状況の中、林業活動を継続している人々や団体が存在しておりますが、その存在はあまり知られていません。
 なぜ、森林を間伐して整備する必要があるのか、放置され「健康」ではなくなると環境はどうなってしまうのか。
 そして普段の生活では知らない林業の実態はどんなものなのかこの機会に市内の森林の現状を環境と活動の面から知っていただきたいため開催されました。
 今回の講演会では2月に開催された「全国林業グループコンクール」で林野庁長官賞を受賞した講演が行われました。

◎ 間伐材利用コンクール展  
 額田中学校では古くから森林環境学習が行われており、毎年 間伐体験や間伐材利用の 
 コンクール展が行われてきました。
間伐体験では額田林業クラブ員が全面指導し、額田地区の森林内で間伐を体験します。
コンクール展は生徒から100件以上の作品図面が応募されその中から選ばれた10作品

岡崎市建具共同組合員の協力により制作された作品の一部



    
        講演会の参加者が投票シールを張り優秀作品を選考します。



講演①
演題 : 素人たちが変える水源の森と暮らし~森の健康診断から
 講師 : 丹羽 健司氏
2000年の東海豪雨から森の健康診断誕生までの秘話・健康診断10年の歩みから見えてきた事、活動に参加したすべての人たちの思いやエピソードも紹介されました。
    現在では日本全国40都道府県以上の地域で森の健康診断が実施されています。
        岡崎市では2008年・2013年の2回実施されたが、2018年6月2日実施が決定。

講演②
演題 : 山と地域をつなげる額田林業クラブの取り組み
 講師 : 唐澤 晋平氏
    唐澤氏は額田郡幸田町の出身で宮城県のくりこま高原自然学校での
        活動から千万町へ移住するまでの紹介があり、現在は額田林業クラブ
        の一員・額田木の駅Pの事務局長として多忙な日々を送っています。
        森林環境保全、環境教育の推進、山間地域の活性化などなど情熱的
    思いが語られました。
                          かんばん職人さん

12月の活動予定

       水   木     
              
             02(きこり塾補助)   
03             06        
              13             
17    20     23

 きこり塾補助は希望者だけです     

                             もりのどらちゃん

11月2回目の日曜定例会(写真追加)

11月に入って2回目の19日(日)定例会を開催。
人員の加減でシゲさんにリーダーをお願いして、池金町のイト山に入りました。
伐採面積が少なくなってきた所に、樹高が20m前後あり隣が伐採する度に手を休め様子を確かめる場面が多くなってきました。
まだ空明けが十分に行えるには12月まで掛かりそうです。
樹高が20m前後のヒノキ林の間伐です
相対幹距比を考慮しながら地形との格闘です!!

頂上から一番下の道が見える様のなりました

樹間からも遠くの山並みが眺望出来るようになりました

もう一息です!!
                           シゲさんより


岡崎きこり塾 間伐実践講座2回目

岡崎きこり塾 間伐実践講座は2回目を迎え本格的な伐採が続く内容となりました。
18日(土)に開催予定があいにくの朝から 雨!!
19日(日)に繰り延べて開催!!
先回伐倒して、枝払いまで終わらせた材2本の玉切りから開始。樹高が22mと長いので4mずづの玉切りも跳ね上がったり、落ちたりと様々な動きに注意して作業を実施。
先回、除伐すべきと判断した木にテープを巻いていた杉の木をいよいよ伐採します。
 
杉の木を伐るのは初めての受講者ばかり。指導する側も緊張が走ります。
杉と桧の材質の違いなどで倒れ方が違う事を説明しつつ、受け口を正確に数回に分けて作り追い口切り開始です。
チェーンソーのバーが少し届かないので左右から追い口を入れる法方を指導。これも初めての経験。
クサビを打ちながら、木を傾かせ伐倒方向に誘導。最後のハンマーを入れると「ザッー」
「バキッバキッ」の音と共に大きな杉の木が倒れて行きます。
初めて大きな杉の木を伐採した受講者は背中が熱くなって覚めやらぬ興奮を感じたと言います。
緊張の中、伐採します
もりのどらちゃん
 

森の女子会体験ツアー開催されました。

第二回 森の女子会体験ツアーが開催されました。
平成29年11月18日(土)予定通り開催されました。

前日からの天気予報が「雨!!」
 午前中の間伐体験は岡崎森林組合の屋根の下で、丸太切りで大いに盛り上がりました。

 ランチタイムは、地元の食材を利用したお弁当でたのしい語らいの場となりました。
 
 午後は千万町町(ぜまんじょちょう)にある ぜまんじょ楽校 に場所を移し草木染めの
 体験です。講師は千万町町在住の草木染め作家の唐澤さんの指導のもと創作に励み
 ました。

荒天で内容を少し変更して開催しましたが、参加された皆さんは一日楽しんで戴けたようです。

                    ヒロさんよりレポートあり

傾斜の強い斜面での伐採

傾斜角が40度前後あると「空明け」も思う様に進まず苦労します!! 
等高線上に倒し、枝払い、玉切りして林内整理しながら進めています。
間伐が遅れ、一番高いところで枝が混み合う
20m上ですので、風の当たり具合、地形や本数などを考慮しながらの伐採です
撮影角度が少しずれていますが若干「空明け」が見えてきました

もりのどらちゃん

岡崎きこり塾 間伐実践講座1回目(書きかけ中)

岡崎きこり塾主催の実践間伐講座の1回目が開催されました。
基礎講座を修了した受講者の皆さん自信満々で実践講座に取り組みました。

もりのどらちゃん

11月初めの日曜日定例会

朝一番は豊田森林組合で発生した伐倒木の下敷きで死亡災害発生を受けてミーティングです。
伐倒する木の樹高より2~3倍の離隔距離を保ち、移動・観察などを行う。
各自、笛を持ち必要に応じ合図を行う。
 1,自分の位置を知らせる。
 2,何をしようとしているかを笛の合図の仕方で知らせる。
 3,相手の位置を知る。
 4,相手が何をしようとしているかを知る・聴き取る。
 5,移動の際、近くを通るとき知らせる。
笛の合図を徹底して実行し、安全を確保して活動を続ける。合図は安全の第一歩です。

本日の活動場所は二手(イト山とサカ山)に分かれての活動となりました。
細いヒノキから伐採して行くのですが中々「空明け」が進みません

写真では良いように感じますが現場で見ると日差しがまだ入りません
まだまだ伐り足らない様です。  
                          もりのどらちゃん

水曜日の定例会はイト山で伐採

11月初めの水曜日はイト山の間伐です。
この山も、あと80本程伐れば伐採終了です。
樹高が20m前後有るのでこれからの伐採は、人数が限定されます。
伐採が終了したら、材出しと林内の整理を行います。

                      もりのどらちゃん