岡崎きこり塾の4回目(訂正あり)

基礎講座4回目の講座は「実際に立木を伐る。」です。
台風22号の接近で天候が怪しい状況でしたが、講座が始まっても雨が降る気配はなし。

実習場所に到着しだい講師の指導のもと、伐採開始です。
一人当たり4本のヒノキの伐採が出来ました。

枝払い、玉切り、掛かり木処理など伐採に係わる一連の工程も学ぶ事が出来ました。
結局、午後2時半頃まで天候が持ちしっかり実習が出来ました。

受講生の皆さんお疲れ様でした。

本格的に立木を伐る、実践講座は11月11日(土)から始まります。
                   
                            かんばん職人さんより

実践講座1回目 11月11日(土)
    2回目 11月18日(土)
    3回目 11月25日(土)
    4回目 12月02日(土)
   
                           

伐採作業中の死亡災害(中日新聞 朝刊より)事故状況を追加

10月27日(土)中日新聞 朝刊の西三河版でページの下に「事件 事故」1項目目
■ 伐採された木が当たり死亡
27日午前10時半ごろ、豊田市羽布町鬼ノ木平の山林で、伐採作業をしていた同市花沢町、豊田森林組合職員兵藤和夫さん(75)に、切り倒されたヒノキの木が当たった。兵藤さんは病院に搬送されたが、約5時間後に頸椎(けいつい)損傷などで死亡した。足助署によると、兵藤さんは3人で作業中、他の作業員が切り倒した木(長さ 13.7m、直径24㎝)が当たったらしい。(記事全文です)

亡くなられた、被害者の方のご冥福を祈ります。

ここ数年、豊田・岡崎で死亡災害の情報や記事が出ます。
災害事例から支援隊の活動の安全対策を今一度見直す事を行います。会員の皆様の積極的な参画をお願いします。

                               三役より
その後に判明した事故発生時の状況(林災防調査結果)
 1,枯れたヒノキを伐採。枝なし・直径約18㎝
 2,上下2カ所で伐採中(上で2名 下で1名)
 3、上下の距離 約6M前後。
 ◎受け口とは違う方向(被災者のいる下側へ)倒れる。


11月の活動予定

       水   木     
              
      01   
05             08     
              15             
19    22     25
      29


25(土)は,きこり塾の補助員の予定者が少ないので
午前だけでもお願いします
                         もりのどらちゃん 

岡崎きこり塾の3回目

岡崎きこり塾の3回目が開催されました。

秋雨前線と台風21号の影響で朝から雨模様。講習室と屋根の下で
 1,安全に伐倒するためにどうするか林災防発行のビデオで勉強
 2,2回目の復習と「伐倒方向を決める」の練習。

基 本
◎「受け口、追い口を水平に伐る。」
 繰り返しチェーンソーで行うのですが受講者の皆さん、異口同音に思った通りに伐れないを連発。
 チェーンソーのエンジン停止で説明を聞く打ちは良いのですが、いざ始動して伐る段になると色んな角度に変わってしまいます。
 大きな音や振動とソーチェーンが高速で回転するためなのか、心理的に影響が出るのでしょか。

◎「伐倒方向を決める。」
 これも、エンジンが始動すると立ち位置が自分の感覚と合わず、伐ってみるとズレが生じる。
 受講者の皆さんに繰り返し「今は失敗をして自分の癖を知ること」これが後々の「安全作業」に効いてきます。
 来週は「立木を1本倒す」を講座の中心に進めます。

指導する側
 同じような時期を経て現在に至っていますので試行錯誤しながら進行です。
                              もりのどらちゃん

測量杭の保護

測量杭は間伐終了後の検査で使用されます。
移動や抜くとデーターの狂いが生じますので次の注意をしながら間伐を進めて下さい。
1,杭の方向に伐倒しない。
2,枝や葉っぱ等で覆わない
3,伐倒方向が怪しい場合は、牽引具を用いて方向を変えて下さい。出来ない場合は   
  別の木を伐り隙間を作り、作った隙間に伐倒する。

杭の位置は幹や枝に「白色のテープ」で「二本巻き」してあります。
伐採範囲の縁周り」に「白杭」に「番号」が記入して有ります。
         ※白杭の頭の直径は3㎝です。


白色のそくりょうくい

                             もりのどらちゃん

間伐面積の測量法方

間伐する植林地の面積を測量するのに、巻き尺(50m)を使用して来ました。
山の傾斜角は森の健康診断の手法を使って実施。

巻き尺による測量は3角形を必要数作りながら測量します。
地形や樹木の影響から垂線を求めるのは困難ケースが多く、後から計算で求めています。(2次元CADソフトも有効)
傾斜角度(三角関数表を利用)をかけて平面積を出しています。

巻き尺による測量で、巻き尺1個で50m超えた時、誤差を生む可能性があるので2個つないで測っています。予備も含め3個使用。

地形の起伏が少ない或いは平面形状が4角形に近いと比較的楽にできます。

ボランティア活動の間伐ですので、1haを超す面積の山を間伐することは殆どありません。
一目で見渡せる広さが多いですね。
巻き尺を伸ばしたまま、地図と照らし合わせる事で地形が理解しやすいです。

巻き尺の限界はが有り傾斜角度が35度を超えると上り下りが体力的にキツくなります。
過去に実施していますので、考えるだけでも「ぞっとします」
シダや笹・灌木が繁茂していると見通しを良くするため、除伐し道を作りながらですので難しさが増します。
マダニも待機していますから予防も大切です。

今回、巻き尺ではムリな山に当たりました。
そこで今回は、光学機器の力を借りて測量を実施。
得たデーターをPCソフトに入力して3次元データーに変換、面積を求めます。

使用機器 トゥルーパルス200 (携帯型レーザー測量機)
      有限会社 山口商店 豊橋市
初めて使いましたが、5~6回操作するとなれてきます。
水守森支援隊の会員の皆さんにも測量体験をして貰う機会をつくりますのでお楽しみに!!          
                             もりのどらちゃん

岡崎きこり塾2回目を開催されました

第2回目のきこり塾は
 ◎ チェーンソーの取り扱いう上での注意事項と安全確認手順
 ◎ チェーソーの構造・作業後の手入れ
 ◎ 丸太切り・受け口の作り方実践
を行いました。
基礎講座用のチェーンソー清掃法方ほか

この後、丸太切りから受け口の作り方に進む!!

自分なりに伐採を行って来た自信も初めて聞く事が多く戸惑いながらの講座が進みます。

本日の指導員・補助員の皆さんは水守森支援隊の皆さんです。改めて、講座を聴くと「ああそうだったな!!」「忘れていた?!」など教える側も勉強しています。

同じコースを受講者の皆さんがたどっているのを見て、受講者の皆さんの気持ちが良く分かり説明も力がこもります。

すべて「安全な間伐を行う」につながります。

                            もりのどらちゃん

イト山の間伐進んでいます(写真を追加あり)

11日(水)の定例会は池金町地内のイト山の間伐を行いました。

この山も育ちの悪いヒノキと良いヒノキとの樹高差が2~3m程有ります。低い方を伐倒後「空開け」のため次に細いヒノキを伐採しながら樹間距離の調整を行う必要があります。

皆さんで、確認しながら間伐を進めましょう。
入り口から30mは間伐終了
4mに玉切りを終えた材は後日、搬出します

更に奥もかなり進み,明るくなってきました
樹高の低いヒノキが伐られただけのため「空明け」はまだ出来ていません
育ちの悪いヒノキと良い木の差が2~3m程有ります

                             もりのどらちゃん

森の女子会体験ツアー開催

第二回 森の女子会体験ツアー開催が開催されます。





















応募者が定員を大幅に超え、抽選が行われた第一回に続き第二回が開催されます。
間伐体験以外の企画も有り楽しんで戴けると思います
対  象  者 16歳以上
参  加  費 2.500円
月     日 平成29年11月18日(土)
時     間 午前9時~午後4時
集合場所 森の総合駅(岡崎市樫山町字山の神10-1)
体験場所 岡崎市市有林
     千万町楽校
申し込み
TELかFAXで林務課へ
第一回の体験ツアーより

問い合わせ 申込先
 岡崎市市役所経済振興部林務課(額田支所内)
 住 所 岡崎市樫山町字山の神21-1
 TEL 0564-82-3102
 FAX 0564-82-4124 
                            もりのどらちゃん

10月の活動予定(再掲載)

       水   木     
              
01     04   
                 11     
17            18             21
      25


21(土)は,きこり塾の補助員は人数の制限が有ります。
 当日の参加者を確認して判断させて戴きます。

                           もりのどらちゃん

岡崎きこり塾が始まりました

岡崎きこり塾(人工林間伐基礎講座)が本日より始まりました。

午前中は座学。間伐に関する知識の勉強です。

午後は、前日からの雨も上がり実習には最適の天候のなか巴山に移動。
先ずは、林分調査の実習です。
5.65mの竿を回して0.01haの本数調査を行いました。




樹高が15m程のヒノキ林
写真のように下草のない表土ですが腐葉土層は有ります
樹齢35年前後
胸高直径35㎝位が太い木ですが樹高が低い

毎年実習に使う山ですので場所に寄っては混み具合は「適正」の場所が多くあります。


                          もりのどらちゃん

イト山の間伐が進みます

10月1日(日)の定例会は池金町地内でイト山の間伐に精を出しました。




                             もりのどらちゃん