新しい間伐地の許可が出ました

新しい間伐地(冨尾町内 面積 約1.4ha )の許可が下りました

5月に山主さんと立ち会いを行い、書類を作成・提出し許可の下りるのを待っていました。

林分調査 
  「きこり塾」で学習して得た知識を最大限活かし、データーに基づいて間伐
  進めて行きたいので水守森支援隊の皆さんの協力をお願いします。

間伐材の搬出
  末口径5cm 長さ4mから間伐材として搬出する予定です。
  水守森支援隊の活動資金になればと思っています
                                        森のドラえもん

ニシガキの電動チェーンソー目立て機

電動の目立て機( ニシガキ工業株式会社・兵庫県)の100V式充電式を使用した結果です。

使い方
往復運動ではなく押し付けるだけ。

角度はゲージに倣って動かすだけです。
微妙な角度調整は、チェーンメーカの仕様に従い行う事は可能です。

注意事項は安全・衛生面で手に入る範囲で可能な安全対策を行って下さい。
  粉塵が発生します。
    防塵マスクの着用。
    防塵メガネの着用。
     (切り粉接線方向に飛散しますので顔を近づけ過ぎない事) 
  切り傷等の防止に革手袋着用。
                       これらの事を推奨します。
このように表記すると危険なモノと感じられる方が見えるかも知れませんがヤスリ作業の延長ですのでビックリする事はありません。備え有れば憂いなし
  

モータで刃具を回し目立てを行う時ソーチェーンをグラつかないように固定する必要があります。
これは以前にも投稿した事と同様です。

私は手で引いて回せる程度にソーチェーンを強く張り目立てをしています。ヤスリも同様です。
刃具を当てる時間は2~3秒
押す力は良く切れるヤスリで押すのと変わらない力です。

チェーンも使用時間が長くなるとの各リンクにガタが生じ、きつく張ってもガタが出る場合があります。
この時にビットを強く押し付けると上刃を研がずに横刃だけを研ぐだけとなり「切れの悪い」状態になります。私も何度か経験しています。

やはり道具ですから、それなりの扱い方がありますね。  2013,5,13追記

上記の不具合を防ぐため、僅かですがビットを上刃の裏側に押し上げる操作を行い上刃の刃先が研げるようにします。この時の力は刃先をかる~~く触る感覚です。
研いでいるとメッキがめくれ上がってくるのがわかりますので刃の研ぎはここで終了

電動目立て機を購入し皆さんにお披露目した時「ソーチェーンが早く減るのではないか」
言われた事があります。
ヤスリと同様ですので差はありません。むしろ少ないかも知れません。

上から刃先角度を見ながら作業しますの安定した目立てができます
利き腕と、目立て方向の違いによるバラツキがありません

刃の長さバラツキが出た場合の修正もヤスリより手軽です。

様々な方々に同じチェーンソーの目立てをして貰いましたが人によって目視角度に違いが有るのか刃の形がバラバラになってしまった事がありました。 
私の経験不足ですね!

ヤスリ同様、「取り扱いに慣れる事」が肝要です。

刃具の回転方向
 ※ アッパーカット=刃先に向けて下から上に回転 
 
      私はこちらを使用しています。
      メーカーの指示はダウンカットですが上手く行かないからです

 ※ ダウンカット=刃具が刃先に向けて上から下に回転
      何度か試しましたが「刃先に乗り上がり」思うように出来なかった。

帰宅したらすぐに目立てを行ように心掛けています。その日の状況が分かっているから。
この時、どちらを使うかと言えば電動が多いかな仕上がりが早いですからね。
時間がなく、後日行う場合でも電動を選択することが多いです。


ヤスリはヤスリで必要ですから、試行錯誤の日々です。
左が100V仕様(治具が回転します)
右が充電式(治具は固定式)
中央に刃具で4.0mm 25AP用
4.8mm 21BP用  と2種類有り
左が超硬
右がダイヤモンド電着(写真では見分けが付かずスミマセン!!)
中下段に標準の9mm板スパナ
(締め付けトルクは良いのですが薄い板なので手が痛い。
出来れば市販のスパナが楽・但しトルクのかけ過ぎに注意!!)

価格は充電式が高いかな。

使い分け
  ◎1 00V自宅で作業
  ◎ 充電式現場携行して使用 を基本です。

    充電式は、適度の充電を繰り返す必要がありますので注意しています。

※ 慣れて来るとヤスリになりますが、ヤスリで切れる刃が出来ないうちは併用して切れる刃が 

   切れる刃が判れば、自ずとヤスリに到達するようです。
   ヤスリの方が手軽ですし安いですからね。 ケースバイケースですかね!


ヤスリになれると、が良いのかが良いか興味が分かれます(2014/1追記)
丸ヤスリは一本当たりの価格が安い
平ヤスリは価格は高いが、切れ味は最高です。それなりの技能を要します。私も楽しんでいます。

追記(2013/5/5)
 
  電動式(丸ビット)で研いだ後、平ヤスリで刃先を仕上げると切れ味が更に良くなります
 
 上刃の裏面を更に研ぐ感じです。

 刃物切れ味は手仕上げの世界です。(マニアックな世界ですかね)

平ヤスリで成形すると良く理解できます。この時、横刃の刃先をつぶさないよう注意が必要です。
横刃は、上刃と横刃との境となる曲がり部の刃先を形成する部分が切れ味の大切な場所です。

※ 平ヤスリは、断面が6角形のモノです。(2013/10/14に追記しました)
この断面形状のヤスリは、ヨーロッパで生産されているモノが輸入されています。
国産のヤスリで、それに近い形状を持つヤスリは「製材ヤスリ」と言われるモノが試されているようです。私はまだ試していませんが、色々工夫している方が見えるだなと感心しています。

製材ヤスリの規格は、ツボサン株式会社(広島県)で紹介されています。
http://www.tsubosan.co.jp/
両端面が丸くなって居ます。
ヤスリの厚み長さを選択して、自分のソーチェーンに合ったヤスリを選択する必要があります。

デップスの調整値は0.65mm(材の硬さによって多少の違いがあります)ですから、丁度曲がり部分が終わって垂直な面になる部分と上刃で材を切りますのでこの仕上げを疎かにすることは出来ません。

丸ヤスリを使って研ぐ時、ソーチェーンが新しい時、ある程度使い込んで刃の長さが変わった時ではヤスリの直径が0.5mm程の違いですが切れ味が変わります。これも体験しないと実感が分からないかも知れません。試して下さい。

例 91VGの新品では4.0mmではなく4.5mmに変えると良く切れる事を最近知りました。
   刃の長さが半分くらいになったら,4.0mmに変えると良いようです。
  25APとは、刃の大きさが違うためでしょうか。僅かな事ですが作業性に違いが出ます。

良く切れるチェーンソーで快適な作業・安全で確実な作業が行われる事を祈ります。

文章で伝えるの難しいですね。何度もトライして体感してね!!

水守森支援隊、詰め所の移動-2

6月17日(日)活動状況の連絡です。

本日の活動は森の総合駅の引越しお手伝いでした。

朝方まで本降りの雨降りでしたが、集合時間の9時にはすっかり雨も上がり蒸し暑い梅雨の
晴れ間になりましたが先ずは一安心です。

森の総合駅の職員2名を含め総勢14名+軽トラ(会員の所有車両)

スチール棚、スチール書棚、間伐備品、イベント備品、植木鉢~めだか水槽
等など引越しは間伐と同じくらい大変ですね。

大勢の活躍により無事にお昼で完了し皆さんお疲れ様でした。

引越しの荷物は正面奥の右側に備品棚が並びます。


ここでのミーティングは今日が最後です。

奥のカウンターが森の総合駅の受付です
この風景も今月が最後です
手前の大テーブルは水守森支援隊が使用します








7月からこの建物に大集合です。
この部屋に大テーブルが来ます
岡崎きこり塾に使う機材を含めると本当に多いのにはビックリです


トビ名人さんより情報を戴きました





森の総合駅内 詰め所の移動しました

水守森支援隊が活動の拠点にしている「森の総合駅」内にある
詰め所兼機材保管場所を本日移動しました。

引っ越し先は30m隣の別棟

定例の活動日でしたが、午前中は雨模様。

午後からの予定を変更して午前中に移動を行いました。
参加者は10名。

片付け完了次第解散しました。
ご苦労様でした!!
                                       水守森支援隊〃長より

笹竹刈りのチップソー刃数の影響は?

以前、笹竹の刈り払い作業を投稿させて頂きました。~~右の写真
これほど生い茂った笹竹に立ち向かった事が無く思ったように作業が出来ませんでした。

この時の使用したチップソーの刃数について初めての事で分からないので

直径 255mm・ 刃数 60枚 
直径 230mm・ 刃数 110枚   
の2種類購入して試しました。
(下に掲載の写真)

使用した刈り払い機は
株)丸山製作所製 MB型26ccの中古品、年式不明です

笹竹は根元で1㎝前後の直径がありました。

刃数110枚のチップソーではエンジン・チップソー回転数低下は小さくストレスを差ほど気にせず作業が出来ました。
刃数60のチップソーは刃のピッチが荒い分一刃当たりの負荷が大きいためか1回の往復で
エンジン・チップソー回転数が低下します。
エンジンとチップソー回転の上がるのを待つので作業効率に差が出ます。

直径の違うチップソーを無負荷状態での立ち上がりを確認するため、付け替えて試して見ました。
26ccクラスでもエンジン・チップソーとも回転の立ち上がりに差があります。当たり前かも知れませんが念のため。

110枚が作業性が良くても、刃物ですから作業能率・疲労を考慮すると遅くとも給油毎に交換する方が良いですね。

現在は、直径230mm・刃数110枚を使用することが多くなりました。

30~40ccではどんな感じでしょうかね??

現在使用されている方のコメントがあれば嬉しいです。







森のドラちゃんより

人間環境大学の森林管理学実習をサポートしました。

環境大学学生実習サポートは昨年に続き2回目です。
日 時 : 5月17日(木)13:30~16:00
場 所 : 樫山町の民有林 (現在水守森支援隊が間伐活動している山)
参加者 :    大学講師      =  1名
                 環境大学生      =  7名
        山主さん           =  1名
                水守森支援隊   =  2名  計11名
実習の内容
* 水守森支援隊のボランテァ活動への取り組み説明  水守森支援隊〃長より説明
    
*   森林ボランテァによる人工林間伐作業の見学
           間伐作業の重要性は現場を見ながら説明を行う。
施行方針を確認してから行いました。         山主さんから説明
建築用材林での実習は不適なため灌用林で実施しました。
              林分調査の方法     
伐採木の選定とチェーンソー伐木作業の見学。    水守森支援隊メンバーが実技

ここまで学生さんは見学でした。

いよいよ学生さん実技を行う番です!!
     
     *  学生が2班に別れ手ノコによる間伐作業を体験しました。
       伐倒方向を決めて、受け口の作り方から追い口の入れ方などなどを実習しました。
       
参加学生全員が体験し爽やかな汗を流しました
       第一回から参加する学生は、男子学生が殆どですが今回、女子学生が1名参加 
    されました。これから森が大好きになってくれることを期待します。
  
講師(右端)から説明を受ける学生
   

奥蓼科の原生林他を散策してきました


奥蓼科の原生林散策、八千穂高原の森林散策、 霧ヶ峰の八島ヶ原湿原散策
カラマツや白樺の芽吹きは最高でした。

湿原の春も今年は遅れてレンゲツツジもまだつぼみで残念でした。


蓼科のカラ松林
ビーナスラインで霧ヶ峰に行く途中で

「パチリ!!」











                                                                                                            トビ使い名人さんより

伊勢神宮参拝しました

外宮、内宮と参道を歩く途中で気になるのは両脇の森。
 杉の大木の間に低木そしてシダ類、地面には落ち葉の層が広がり程々の日差しが落ち葉に届く樹間に長い時間をかけ整備してきた事を感じます。
今まで何度か参拝してきましたが間伐ボランティアで森を見る機会が増え神宮の森も見方が変わってきました。
人工林のあるべき姿とはを考える一日になりました。

マンツーマンで伐倒の実習中です

3本の檜の枝が絡んで倒しづらい事例をベテランと
受け口を作り楔を打ち込んで倒す作業中


経験の浅い会員とマンツーマンで実習中です。

掛かり木を安全に外し倒す段取りの相談中
3本の木の枝が絡み合って、なかなか倒せませんでした。
ロープ・鳶・楔・回し切りを駆使して伐倒できました。経験の浅い方への指導も有り慎重に進め時間は掛かりましたが伐倒出来たことがまた喜びです。

冨尾町の新しい間伐地を立ち会い行いました

5月29日(火)3名で新しい間伐地の立ち会いを行いました。

道路に沿って間伐地が有るのでアクセスは良いです。
間伐材の搬出も可能な条件が揃っています。

竹の繁茂しているところが有り、除伐しないと檜・杉の密度が掴めない所もあり竹の除伐をします。

間伐開始は「適合通知書」届いてからになります。
会員の方の協力をお願いします。

立ち会い終了後、山主に中洞地区の間伐終了地を見て頂きました
第一声が「オオッーーー!!」でした。

大変喜んで頂きました事を報告します。

刈り払い機使用時の安全対策

私の刈り払い機の使用範囲は、家の周りの草刈り程度でした。
水守森支援隊で活動するようになって初めて山での使用となりました。
一瞬して5㎝の立木を切ってしまうチップソーを使用して、まかり間違って自分に向かってしまったとしたらと思うと「背筋が寒くなる」のを覚えました。

昨年暮れに他のボランティアグループの方がケガをされたことを知りました。

草刈り中に足を滑らせ倒れた時、刈り払い機を放り投げたのですがチップソーが投げた本人に向かって来てしまい臀部に受傷したとのことです。

それを受けて、今現在で考えられる範囲で安全対策を講じています。

履き物   山林用ブーツ(マジカルフォレスター)
足首周り 足首カバー(写真で黄色部分
         (株)トーヨー製 笹刃・チップソー防護カバー甲付))

膝から腰 チェーソー防護ズボン もしくは  チャップス
ハーネス 8mmロープを股に通して腰から上に上がらないようにしています
                 (写真では分からないかな)
                 緊急離脱装置付です
        (余裕が出来たら両肩タイプのハーネスを購入したいです)
手     防振手袋
手首   手甲
他は写真で見た通りです

笹刈りは刈った竹を踏むと滑るので踏まないようにしてはいますが、絶対はないので「ケガをしない」気持ちを強く持ち対策を行っています。

この他にもっと良い方法がないか今も創作中(捜索中)です。教えて頂けると助かります!!

花台使わせて頂いています


花台に花を飾り玄関に飾りました
以前、投稿させて頂きました花台を会員の方から譲って貰いました。早速、玄関でお客様をお迎えしています。

「矢作川森の健康診断」初めて参加しました

「第8回矢作川森の健康診断」初めて参加しました。約220名の参加者は7~8名で各地の調査地点へ移動し活動します。学生の方も多く参加されていて、若い人たちの関心の高さに嬉しかったですね。

私は、愛知県岡崎市で開催される「きこり塾」でも行った林分調査の理解を深めるのに役立ちました。

次回は、愛知県岡崎市内の山林で行う予定を役員の方から伺っています。次回も参加しようかな。

参加して見て感じたのは、私の活動する岡崎市の山と岐阜県恵那市の山の違いです。恵那市の山は傾斜角がきつかった。


尾根付近はまあまあですが、ちょっと沢側に移動すると立っているだけでも転がりそうな勾配です。チェンソー等を持っての活動は大変だな。
チェーソーを含め携行する機材の軽さが求められる理由を体験しました。

5m×5m範囲の植生調査
細かな砂礫。40°前後の傾斜地
調査と言ってもしんどかったです。
草木の種類を調査しました。